おもてなし講座でニョッキを作りました。長崎産のみずみずしい新じゃがが店頭に並ぶようになり信州にも春の便りが来たような気持になりました。
きれいなジャガイモを皮付きのまま茹でて熱いうちに皮を剥きます。このまま食べても美味しい良いじゃがいもでした。
イタリアンと言えば、ニンニクたっぷりが定番ですが、精進料理では五葷(ごくん)のニンニクや玉ねぎを使わないので、どのように美味しくトマトソースを作るろうか考えます。旨み成分たっぷりのトマトときのこの力を借りて、ニョッキトマトソースが完成しました。
チョップドサラダのドレッシングは、油、シークワーサー果汁、塩コショウのみ。そこに昆布だしのジュレドレッシングをトッピングしました。
麩レンチトーストは車麩に豆乳とお砂糖をよく吸わせて焼いています。これはまだまだ改良できそうなアイデアがたくさん出ました。
なんでも手に入る今、敢えて使えないもの、使わないものがある中での調理はとてもいいチャレンジだといつも思います。
限られた食材からどうやって美味しいものをつくるか。どうしたら喜んでもらえるか。
あれこれ考えるのがなかなか楽しい、飽くなき探求です。