3月の一汁三菜
蓮根饅頭の餡掛け


今日の餡の具材には精進だしをとった後の椎茸をたっぷり使いました。
黄色いのは菊花を湯がいて冷凍しておいたものです。
食用菊が売られている時はまとめ買いして、花びらを外しさっと塩ゆでし、水を絞ってジップロックで冷凍又は、合わせ酢に漬けて瓶詰めにしておくと長く使えます。和え物、酢の物、彩りに重宝です。

さて今日は長野県あるあるで盛り上がりました。
縦に長い信州では地域によっていろいろと違いがあります。今日は方言とお葬式の精進落としの事が話題に。

「なから」って分かりますか?
 この「なから論」で前回も大盛り上がりしました。
「なから」=「だいたい」と言う意味で、「なからOK」と言えば「だいたいOK!」という意味ですが、ではそのなからってどのくらい?
ここに地域性が出るのです。

北信の方は90%以上
中信の方は80%前後
南信の方は60%くらいと、南下するごとに下がっていく統計です(わたし調べ)
ちなみに私の中での「なから」は95%くらい。almost。 

お料理教室の中でもつい「これでなからOKです」と使ってしまうのですが、今日は南信から来てくださった方がいらしたのでこの話題を持ち出しました。
「私のなから論」また次回も聞いてみたいと思います。
今日も楽しい時間でした。ありがとうございました。

3月の一汁三菜
次回27日火曜日の1講座を残すところとなりました。 まだお席がございます。
もちもちの蓮根饅頭、食べにいらしてください