春分の日を挟んだ前後3日の合わせて7日間をお彼岸とし、私たちの住む世界をこちらの岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸と考えられていて、こちらの岸を「此岸(しがん)」あちらの岸が「彼岸」と言われています。

あちらの世界に居る大切な人を思い浮かべたり、今の世で一緒に食べたい誰かを思ったりして、今日は皆でおはぎを作りました。
お姑さんに持っていくお嫁さん。
娘さんとお孫さんに作っていくおばあちゃま。
それぞれの立場で大切な人を思い、喜ぶ顔が見たくて心を込めて作っていらっしゃいました。

おはぎはご家庭ごとの味や形があり、レシピの正解などないと思います。
昔おばあちゃんが作ってくれたおはぎが懐かしくて、それを思い出しながら近い形や味を探って作ってみる。
そんなこともご供養になるのではないでしょうか。

味はもちろんのこと、心がこもっていて優しいのが手作りの良さです。
本日もありがとうございました。