やしょうまの講座

クローバー、パンダ、ゆかり、青のりの4種を作りました。
これを自宅で1人で作るのはとても大変ですが、みんなで作ると意外と楽しく出来ますね。
いつも菩提寺の和尚さんからやしょうまを頂いていて、どうやって作っているか興味があった、という方、
そして、家で作ったけれど上手くいかなくて、と親子で来てくださった方、やしょうまに興味を持って受講いただきました。
中でも10歳の男の子が参加してくれたのは嬉しいことです。
お母さん、よくぞ連れてきてくださいました。
こうやって郷土の伝統に関心を持ち、何となくでもいいので知り、受け継いでくれたら良いなと思うところです。

さて、早速米粉を熱湯で捏ね、蒸し器で蒸していきます。
蒸しあがったら熱いうちにしっかり捏ねるのですが、粗熱を取ってからと言えども中の方はまだ熱く手が真っ赤になります。
途中で選手交代しながら、しっかり練ってから着色や計量をして分けるなど、手早に作業を進めなければいけません。

やしょうまの色づけには天然の色素を使っています。
今回は抹茶、紫芋、ココア、紫蘇(ゆかり)、あおさ。
ゆかりと青さは味も香りもよく人気です。

作って行くうちに色や形など、次はこれも使えるね、とアイデアか次から次へと出てきます。
今回のパンダはココアで茶色のパンダでしたが、黒ごまたっぷりで白黒パンダはどう?と早速にアイデアが出ました。

作ったやしょうまは少し試食し、残りはお持ち帰りいただきました。
おじいちゃんおばあちゃんへ、そしてお仏壇へ。
思いをこめて作った優しいやしょうま、喜んでいただけましたか。

来年はどんな図案を作りましょう。

※長野県は涅槃会もひな祭りも1ヶ月遅れで行うことが多いです。

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