7月30日は東昌寺の施食会法要です。
施食会(お施餓鬼)と薬師如来縁日の年2回、お参りして下さる檀信徒さんにお弁当振る舞っていますが、母が元気な頃は母が一人でおかずを作っていました。母の亡き後は婦人会の皆さんにご尽力いただき、一緒にメニューを考えながら作ってきたのですが、今年から新しい試みをすることになりました。
 婦人会の皆さんには御詠歌の奉唱に力を注いでいただくことにして、お弁当は若手の有志とお料理教室の生徒さんにもお願いして作ってみました。
 前日の仕込みは夏休み中の次男と一緒に60本の茄子に刃を入れ、ごま豆腐を作り、精進ミートボールを揚げるところまで済ませておき、当日は天ぷらを揚げ、ごま豆腐をカットして盛り付けるところは細心の注意を払い行いました。ごま豆腐は教室でもおなじみですが、大きなバットから外す、同じ大きさにカットする、カットしたものを崩さないように盛り付ける、この作業が今日のお弁当の大関門でした。3.5×5.0cmにカットするため定規で測りながら慎重に包丁を入れて下さったお陰で、一つも崩れること無くお弁当箱に収まりました。ごま豆腐がきれいに切れるととても気持ちの良いものです。
 講師の先生のお食事は松花堂弁当風に盛り付け、旦信徒の皆さんのお弁当は限られたスペースを上手く使えるように工夫し、きれいに仕上げていただきました。
 食べてくださる方の事を思いながら隠し包丁を入れたり、食べやすいように盛り付けたり、一度に多くのお弁当を効率よく時間通りに提供できるよう、頭も身体も駆使してのお弁当づくりでした。
お手伝いいただいた方のお陰様、そして婦人会の方も盛り付けを手伝って下さったり、調理師を志し勉強中の次男には仕込みから片付けまで頼り切りでしたが、多くのみなさんのお陰様で無事にお弁当づくりの役を遂行できました。ありがとうございました。
 8月はお盆や夏休み中、実働日が少なくてお忙しいことと思います。私も寺の仕事に励みますので講座はお休みさせて頂き、9月からまた新たに新講座をスタート出来たらいいなと考えています。詳細が決まりましたらお知らせします。
 暑い夏が始まりました。皆さん体調にはくれぐれもご注意くださいませ。