こんなおかしな天候でも彼岸花は間違えることなくお彼岸に咲くのですね。今年は茗荷が随分大きくなり、すっかり占領されてしまいました。

お彼岸のお中日におはぎを作りました。

今回は粒あんを少量だけ煮ました。お菓子を作る時、いつも罪悪感から砂糖をつい控えめにしてしまいますが、おはぎ用の餡子は砂糖多目でないとバランスが取れませんね。

子供の頃、母が姉のために小豆を煮ていました。小豆を煮る度に圧力鍋のシューシュー言う音と香りを思い出します。小豆を煮る時は、煮汁を少し多めにしてむくみ防止に煮汁を飲み、小豆が柔らかくなったら汁ごと少し取り置き小豆粥に。お砂糖を加えて煮込んでいき、また少し取り置き白玉ぜんざいに。最後はつぶしながら餡子に。小豆を煮始めたら少なくても4つは楽しむことが出来ます。小豆は一晩水に浸さなくてもいいので、思い立ったら直ぐに作れるのも小豆の良さですね。
お重に詰めて気づいたのですが、きな粉をすっかり忘れてしまいました。