2019年最後の講座が終了しました。
〆となったおせち料理の会は、いつも以上に時間をかけ、ただひたすら煮込む、鍋を見守る時間が多いメニューでしたが、その間に調味料を計ったり合わせたり、片付けも手際よく進めていきます。
今日1番の難関はさつまいもでした。前回の講座で使ったさつまいもと今日のさつまいもの質が随分違って、今日は裏ごしするのにとても苦労しましたが、かわりばんこに頑張って細引きのとても滑らかなきんとんが出来ました。クチナシの実でとても色鮮やかに仕上がりました。
昆布巻の縛り方は生徒さんをにとても上手な方がいらして、急きょ先生交代!分かりやすくとてもお上手でした。おせち料理の手作りの良さは、甘さや塩辛さを調整できるところですが、この昆布巻きは柔らかく丁度いい塩梅に炊きあがり大変好評でした。これなら安心してたくさん食べられます。
お煮しめは薄味ながらしっかり煮含めています。切り方、煮込む際の具材の順番、位置、火加減なども確認しながらでした。ごぼう、れんこん、里芋は下処理をすることで白くキレイに仕上がりました。試食の際、どんなお正月を過ごすかという話題になると、皆さんこのお煮しめを作って下さるとのこと。お正月は鶏肉を使って筑前煮というご家庭が多く、我が家も実はそうなんですが、こういう薄味のお煮しめを作って家族に食べさせたいとのこと。
いつもとちょっと目先を変えたおせち料理を準備するのも、ちょっとしたサプライズみたいで楽しいですね。お写真とご家族の感想を寄せていただけたら嬉しいです。
今年1年ありがとうございました良いお年をお迎えください。私も体調に留意し大晦日まで走り続けます。